ストレスの解毒剤

ヨガの練習生で、ボカラトンにあるフロリダ・アトランティック大学で運動科学を教えているティナ・M・ペンハローは、シャヴァーサナには集中力を高める効果もある、と指摘している。
そしてこのポーズは、不安やストレス、不眠に悩む人に有益だと主張する。

 

心身に多くの恩恵をもたらすにもかかわらず、いまだにシャヴァーサナを付け足し的なもの、有酸素運動でのクールダウンのヨガ版と考える練習生は少なくない。
時間があればやるけれど、必須ではない。
おまけに退屈だ、と。

 

「多くの生徒にとっては、最も楽しいポーズとは言えないでしょう」とローゼンは言う。

 

「でもスノードームを振った時のことを想像してみて下さい。テーブルに置いて少しすると、雪が家や木の上に落ちて戻ってきます」。

 

ローゼンは、シャヴァーサナはヨガの仕上げだと言う。

 

「アーサナ練習の間は、すべてがかき回されます。その後は鎮める必要があります。だからシャヴァーサナは練習を終えるのに適切な方法なのです」

 

中にはこのポーズを非常に真剣に扱っているヨガスクールもある。
シヴァナンダヨガの練習生たちは90分のクラスをシャヴァーサナから始める。
身体をリラックスさせ、その後の練習に向けてマインドを準備するためだ。

 

また、神経系を活性化すると同時に過剰な刺激から守り、自然な呼吸を続けるためにポーズとポーズの間にもシャヴァーサナを取り入れ、バランスを取り戻すために、練習の最後でも再び行う。

 

「シャヴァーサナは素晴らしい落ち着きをもたらしてくれます」と語るのは、ニューヨークシヴァナンダヨガ・ヴェーダンタセンター長、スワミ・サダシヴァナンダ。

 

「シヴァーサナは、生徒たちがアーサナ練習で得た効果を吸収するための重要な時間です。シヴァーサナの間に身体、マインド、精神は完全に再充電され、活性化されます」

 

 

生活に生きるヨガ