シャヴァーサナの肉体的な効果

精神面での恩恵に加え、シャヴァーサナには肉体的な効果もある。
フォイヤーシュタインによると、60年代にインドで行われた研究では、定期的なシャヴァーサナの実践が高血圧に効果があったことが立証されているという。
その研究では、患者たちは、約3週間正しいシャヴァーサナを習ったとされている。

 

このポーズを習うことに対する私の不真面目な態度はさておき、シャヴァーサナでも、ダウンドッグやさらに動きの多い他のアーサナのように、正しいテクニックが要求される。

 

シャヴァーサナの成功のカギは、インストラクションではなくて場所にある。
「静かで、少し暗く、快適で、かつ安定している場所がいいでしょう」とフレンドは言う。
このような条件であれば、彼が言うように、意識が内側に向いて静まりやすくなり、シャヴァーサナへの公開に向けて準備ができる。

 

次に、注意深く体制を整える。
シャヴァーサナは、単に床に寝ているだけではないのだ。

 

「身体をニュートラルな位置に置くことが重要です」とローゼンは言う。
「頭をまっすぐに保ち、肩から均等な距離になるようにします」。

 

両腕は身体の両脇に伸ばし、上体に対して45度ぐらい広げる。
肩の力を抜き呼吸を楽に行う。
この時、身体はまっすぐに保つ。
腕や足が一方に傾いたり、曲がったりせず、頭も傾いていない。

 

「できるだけまっすぐな状態を保って下さい」とバルキヴァラは言う。
「エネルギーは滑らかなライン上で流れます。頭がねじれていたり、骨盤が片方に傾いたり、身体がヘビのように曲がっていたら、エネルギーは流れません」

 

快適だろうか?
暗く静かな部屋で床に仰向けになりながら、身体をまっすぐにバランスよく保ってリラックスできているだろうか?
それならよかった。

 

ではここから、いよいよシャヴァーサナの本当の醍醐味を味わおう。
「自分の内面を見つめ、内なる精神と向き合う時間です」とバルキヴァラは語る。

 

あなたが私と似たタイプなら、まずは幸運を祈る。
「マインドがさまようのを止めるのは難しいことです」とローゼンも認める。
「思考や意識の流れから常に離れるようにしなくてはなりません。一歩引いて、離れた所から思考や意識を見るようにするのです」

 

 

生活に生きるヨガ