視点を定める

簡単な半眼の瞑想法を実践してみよう。
まず一日のうち眠気を感じない時間帯を選ぶ。

 

骨盤と背骨をまっすぐ立たせ、あぐらか座禅を組む。
頭と背骨を一直線にする。
手のひらを合わせ、親指と人差し指を90度に開いて親指の付け根を胸骨の基底部分に押し当てる。
頭を下げずに、視線だけを下に向けてちょっとの間だけ中指の先を見つめ、それから視線を指先よりほんの少しだけ上げて、その延長線上の床の一点を見つめる。

 

視点が定まったら手を膝か太腿の上に置く。
視線を固定させたまま穏やかで均等な呼吸を繰り返し、息を吸う時は目やまぶたが上がらないよう特に気を付ける。
まばたきはしても構わないが、視線の角度は変えないこと。
そうすれば自然にまぶたが元の位置に戻るはずだ。

 

まずは、視線とまぶたを動かさずに10回呼吸ができたら、そこで一旦休んで体の間隔を観察してみよう。
この短い練習後に鏡を見れば目が心地よくリラックスし、練習前よりもまぶたが少し下がっているのに気付くだろう。
これが成功のサインだ。

 

次第に時間を長くしていき、20分以上同じ状態を維持してみよう。
上手くできていれば鏡を見る必要もなくなるだろう。
研ぎ澄まされた感覚、心の平穏、喜びが自然と湧き上がり、すべてが正しいことを教えてくれるはずだから。

 

 

生活に生きるヨガ